2012.07.31
グーグルのSSL検索でキーワードが見えなくなった
管理人はアクセス解析にi2iを使っているのですが、サーチワード(検索エンジンから来た場合のキーワード)を見てると最近「キーワード不明 SSL検索」というのが目立つようになりました。
最初に見たのは結構前だったと思いますが「キーワード不明というのは直接URLで来たのかな?」とか良く考えずに流していました。
しかし数がぼちぼち増えてきたので今日「SSL検索」でググって見るとなんと!グーグルがえらいことをしてくれたことがわかりました。
どういう現象?
Googleアカウントにログインした状態でグーグル検索をするとSSL検索(HTTPSでの接続になる)になり、キーワードも暗号化される(つまり解析できなくなる)。
こうなると(i2iでは)「キーワード不明 SSL検索」になってしまうわけです。
いつから導入された?
2012年3月から日本でも導入されたようです。
SSL検索導入理由は?
グーグル曰く、「ユーザーのプライバシーを保護するための措置で、アカウントにログインしているユーザーに関しては、その検索行動を訪問先のウェブサイトに通知しないデフォルト設定にした」とのことらしいです。
でも、AdWordsからは、、、
一方、奇妙なことに、AdWordsから来た場合の検索キーワードはログイン状態のユーザーであっても暗号化されず、これまで同様取得できるようです。アドワーズに広告を出せば(お金を払えば)検索データを渡すと言うのならば、ユーザーのプライバシーは保護してないのでは?という気になります。
キーワードの読取可否まとめ
読取不可能
- Googleアカウントにログインした状態でのグーグル検索
読取可能
- (Googleアカウントにログインしてない状態での)通常グーグル検索
- ヤフーやbing等のGoogle以外の検索エンジン
- グーグル検索でAdWordsサイトをクリック(ログインした状態でも可能)
最後に
結局今回のSSL検索導入は、グーグルが「キーワード」の情報を独占して他者には渡さないようにする為のようです。えげつないことをするものです。
参考サイト:
http://www.suzukikenichi.com/blog/ssl-search-is-default-in-google-co-jp/
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/09/12536
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