2011.11.27
カスペルスキー2012MPSによるCPU使用率50%を回避する方法
管理人はカスペルスキー2012 Multi Platform Securityを9月に導入し、概ね満足していました(特に仮想実行機能)。ただ、CPU使用率が常に50%以上になっている点が気になっていました。
CPU使用率が50%以下にならない
基本的には、何もしていなければCPU使用率は10%以下です。少なくともこれまではそうでした。しかし最近は50%以下になることが有りません。コンピューターの寿命や電気代を考えるとやはり何とかせねばならんと少し調べてみました。
原因はavp.exe
まず、winのタスクマネージャでCPU使用の元凶を調査します。「プロセス」のCPU使用率でソートするとavp.exeというのが殆ど常に50(%)をつけていました。ネットで調べてみると、これはカスペルスキーのプログラムらしいです。カスペルスキーを終了すると使用率も下がることでこれは間違いないようです。
カスペが常に動いていた!
次に、カスペの何が問題かを確認します。「設定」画面にてルール設定の項目があり、「表示」のところで「タスクの実行時に通知領域のアイコンをアニメーション表示する」にチェックを入れます。するとまあ、タスクトレイのカスペアイコンがピコピコずーっと点滅するようになりました。これは要するに、常に「タスク(仕事)」しているということです。これでは使用率が50%以下にならないのも無理はないです。
ファイルアンチウイルスが元凶だった
さて、いよいよカスペの個別設定を調べます。プロテクション設定にてファイルアンチウイルスを試しに無効にしてみました。すると。。。なんとCPU使用率が下がった!あれま一つ目でビンゴですか。FAV(ファイルアンチウイルス)の何が悪かったのか?そういえばこれはカスタム設定にしていました。これが原因みたいです。
ファイルアンチウイルスの設定がデフォルトならOK
セキュリティレベルを変えて調べて見ます。デフォルトの「低」「推奨」では使用率の増加は無いです。やりました。推奨でOKならFAVを活かしつつ使用率を抑えられます。解決しました!
おまけ
一応、デフォルトの「高」もやってみました。案の定というか、使用率50%が再現されました。うーむ、カスタム設定で「高」並みの設定を組んだせいでこうなったのかー。管理人のパソコンだけなのか不明ですが、皆様もお気をつけ下さい。
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